1. ホームページの役割を、ひとつ決める
初めて来た人に、何をしてほしいかを書き出します。
「サービス内容を知って問い合わせる」「営業時間を見て来店する」「予約の空き枠を確認する」では、必要なページや機能が変わります。
たとえば「名刺を渡した相手に、サービスと費用を確認してもらう」なら、最初からブログや会員機能まで用意する必要はありません。問い合わせと予約も分けましょう。
問い合わせは相談内容を受け取る仕組み、予約は日時や枠を管理する仕組みです。
- 読む人:初めて利用を考えている人/紹介を受けた人/既存のお客さま
- 知ってほしいこと:何を頼めるか、いくらかかるか、いつ対応できるか
- 次の行動:問い合わせ、電話、予約など、主な導線をひとつ選ぶ
2. 掲載する情報を、事実だけで埋める
文章は短くても構いません。ひとつのサービスにつき、対象・内容・費用・対象外をそろえます。金額が未定なら、見積もりで決まる範囲を説明してください。
AIに空欄を埋めてもらう場合も、実在しない資格・実績・口コミが追加されていないか確認します。
| 準備するもの | 書いておく内容 | 抜けやすい点 |
|---|---|---|
| 事業名と紹介 | 誰の何を手伝う仕事か | 実態のない肩書きや実績を載せない |
| サービスと料金 | 作業の範囲、金額、単位、税込・税別 | 追加費用や個別見積もりの範囲 |
| 営業時間 | 曜日、時間、休業日の案内 | 電話と作業の対応時間が違う場合 |
| 連絡方法 | 自分で管理できる窓口 | 受信・返信する担当 |
| 場所や対応範囲 | 来店先、出張エリア、オンライン対応 | 公開してよい住所かを先に判断 |
3. 文章と写真は、使う権利も一緒に確認する
自分で撮った写真でも、人物や他社の資料、画面、顧客情報が写っていないかを確認します。
素材サイトを使う場合は、その素材の商用利用・加工・クレジット表記の条件を保存しておきます。
最初の候補は、サービスの様子が伝わる写真1〜3枚と、事業紹介の短い文章です。実際の店舗や担当者の写真が必要な場面で、生成した画像を実物のように使わないようにします。
準備ができない写真は無理に埋めず、文章や工程図で説明する方法もあります。
- 写真ごとに「撮影者・入手元・利用条件・写っている人の確認」をメモする
- 元の文章と写真は手元にも保管する
- 生成文の住所・営業時間・料金・資格を元データと照合する
4. 架空事業の記入例で、粒度をつかむ
以下は比較検証用の「青葉資料整理サービス」の例です。実在する営業中の事業ではなく、金額や営業時間も検証用の設定です。
| 項目 | 記入例(すべて架空) |
|---|---|
| 目的 | 紹介を受けた人に、資料整理の内容と料金を伝える |
| サービス | 資料の分類相談、フォルダ構成の整理、資料一覧の作成 |
| 料金 | 整理相談60分 5,500円(税込・検証用)。継続作業は個別見積もり |
| 営業時間 | 平日10:00〜17:00。土日祝休 |
| 問い合わせ | 検証用のため受付なし。実運用時は管理できる窓口を設定 |
| 更新担当 | 事業主1人。営業時間・休業日・料金の変更時に更新 |
5. 公開後に変わる情報と、担当を決める
ホームページは、完成した日よりも、その後の営業日に読まれます。料金や休業日が変わったときに、誰がどこを直すかまで決めておくと、作成サービス選びの基準になります。
試用中には「営業時間を変更する」「臨時休業を追加する」「料金を1件直す」「写真を差し替える」を試してください。
編集画面で保存できたことと、閲覧するページに反映されたことは別です。保存後にプレビューを開き直して、古い情報が残っていないか確認します。
- 更新する人と、その人が使う端末を決める
- ログインを引き継ぐ方法を決める。パスワードを準備シートには書かない
- 問い合わせ通知の受信と返信方法を、公開前に自分の窓口で確認する
- サービス利用料に加えて、独自ドメインや追加機能の更新費を記録する
準備できたら、必要な機能で選ぶ
シートを埋めると、まだ決まっていないことも見えてきます。空欄があっても、問い合わせ先や料金など「公開までに決める項目」を分けておけば、非公開での試作は進められます。
比較するときは、同じ文章・同じ料金・同じ更新内容を各サービスで試します。見た目の印象に加えて、自分が次の変更をできるかで判断してみてください。